階段周辺部材類
手すり
階段の昇降を安全にするための部材で段差のつまづきや足を滑らせる階段の危険性が手摺によって軽減されます。壁に取付けるタイプと、階段の踏板や側桁などに取付けるタイプがあります。壁付けタイプの手摺は、丸棒手摺とブラケットとで構成されており、丸棒はφ35㎜のサイズが一般的です。
階段付けタイプの手摺は、手摺・親柱・子柱で構成されています。オープン型階段に合せて、意匠性と省施工を両立した手摺と子柱ユニットの組み合わせもあります。
[壁付タイプ] | [階段付タイプ] |
[親柱、子柱ユニット] | |
笠木
箱型階段の片側の壁が天井までなく、オープンになっている場合の壁の天面仕上げとして使用します。
その他の部材
片側又は両側に壁がない(ひな段階段)に使用するサイドモール・蹴込見切・ボーダーや階段を昇るときに足のつま先が引っかからないように踏板の段鼻の下に取付ける踏板入隅押などがあります。