file-text-o file-pdf-o file-word-o file-excel-o file-powerpoint-o sticky-note-o clone

住宅部品の基礎知識 アメニティCafe *2024年度版

ワークトップ(天板)

ワークトップ(天板)のサイズバリエーション

間口方向は、キャビネットの合計間口に合わせて15cmピッチで選べるのが一般的で、300cmまで選べる場合が一般的です(それ以上の間口が選べる場合もあります)。なお、I型は間口255cmが作業効率や間取りの関係で多いです。奥行きは65cmが最も一般的で、コンパクトキッチンは60cm、オープン型は75~100cmくらいあります。

奥行き65cm・間口255cmのI型ワークトップ 奥行き97cm・間口274cmのアイランド型ワークトップ

ワークトップ(天板)の素材

ワークトップ(天板)の表面素材には主に、「ステンレス」、「人工大理石」、「人造石」、「セラミック」、「メラミン」があります。同じ素材でも、組成によって特徴が異なったり、表面仕上げや色柄によって全く異なる印象を与えます。
※「人工大理石」は天然の大理石成分が含まれていないものを指します。「人造石」は砕いた天然石が主成分です。

ステンレス(エンボス仕上げ) ステンレス(ヘアライン仕上げ)
ステンレス(バイブレーション仕上げ) 人工大理石(ポリエステル系・白)
人工大理石(アクリル系・黒) 人工大理石(アクリル系・タフエンボスコート)
人工大理石(アクリル系・象嵌) 人工大理石(エポキシ系・半透明)
セラミック(茶) 人造石(天然水晶入り)
メラミン(木目調) タイル

ワークトップ(天板)の平坦部以外の形状とデザイン

ワークトップ(天板)には、調理中にうっかり天板にこぼした液体が床にこぼれないよう、「水返し」が付くのが一般的です。また、I型の場合、後方には壁面との入隅部の水仕舞いや清掃性に考慮した「バックガード」が付くのも一般的です。一方で最近ではこれらを無くし、さらに見た目を薄くしてすっきりとしたデザインのものも増えてきました。

水返し バックガード
PAGE TOP