調理用加熱機器(コンロ・オーブン)
ビルトイン調理用加熱機器の熱源(ガス・電気)
ビルトインコンロの熱源は「ガス」と「電気」があり、「ガス」はガス種別に「都市ガス用」と「LPガス(プロパンガス)用」があります。「電気」は「100V用」と「200V用」があり、加熱方式もIHと電熱器がありますが、ここでは現在主流の「200V用IHクッキングヒーター」を主に紹介します。
ガスコンロ | IHクッキングヒーター |
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ガスコンロとIHクッキングヒーターの安全性
ビルトインガスコンロは2008年10月発売品から、全バーナー(全口)に温度センサーを搭載した「Siセンサーコンロ」のみとなり、安全性がさらに高まりました。また、地震を感知して自動停止したり、鍋の有無や、袖口が近づくことで火力を制御する機器も選べます。⼀方、IHクッキングヒーターは、火を使わず燃焼ガスが発生しない分、部屋の空気を汚しにくく、天板にごとくが無くフラットなためお手入れが簡単です。安全性・利便性もガスコンロと同様の機能を搭載しています。
Siセンサー (Safety,Support,Smile+intellgent) |
地震感知停止機能 |
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鍋無し検知機能 | 袖口のエリア内侵入をセンサーで感知し 弱火になる機能 |
フラットなガラストッププレート(IH) | IHクッキングヒーターの加熱原理 |
ビルトインコンロのサイズとバーナーの口数
システムキッチンでは「3口(左右と奥の⼩さめのもの)+グリル」という構成が⼀般的ですが、⼩間口のキッチンは1口や2口のコンロから選びます。また、対応キャビネットであれば、グリルや前面パネルが無い上面操作のコンロ(グリルレスコンロ)が選べ、欧米のようなスタイリッシュなキッチンが実現します。中には1台でガス・IHを使い分けできるコンロ(ハイブリッドコンロ)や、熱源・口数・レイアウトを自由に選べるコンロ(ドミノ式コンロ)もあります。
グリル付き3口ガスコンロ | グリル付き2口IHヒーター +1口ラジエントヒーター(電熱器) |
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ミニキッチン・コンパクトキッチンに 1口ガスコンロ |
ミニキッチン・コンパクトキッチンに 1口IHクッキングヒーター |
コンパクトキッチンに 2口ガスコンロ |
コンパクトキッチンに 2口IHクッキングヒーター |
コンパクトキッチンに グリル付き2口コンロ |
やけどや着衣着火を低減するエリアセンサー を搭載したグリル付き2口ガスコンロ |
前面パネルがない 4口ガスコンロ |
前面パネルがない 3口IHクッキングヒーター |
1台でガスとIHの使い分けや前後IHを連結 して特大プレート調理もできるコンロ |
30cm幅単位でガス・IHをレイアウト 自由に組み合わせられるコンロ |
ビルトインオーブン
コンロと同様、熱源はガスと電気(200V用)のタイプがあります。同じ熱源かつ同じメーカーのコンロの直下に設置することが⼀般的ですが、機種によっては周辺収納(食器棚等)の中台高さに設置できるものもあります。いずれも熱風循環オーブン(コンベック)で、さらに電子レンジも備わった機種(電子コンベック)は、大きくて厚みのある食材を外側と内側から同時加熱でき、料理の幅が広がります。
ガスオーブン (ガスコンロ直下に設置) |
電気オーブン (IHクッキングヒーター直下に設置) |
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