メンテナンス及び上手な使い方
家庭用ヒートポンプ給湯機の点検・お手入れについて
電気給湯機の特質を活かし、末永くご使用いただく為には、日常の保守点検が重要です。具体的な保守点検方法は、それぞれの取扱説明書に記載してあります。主な保守点検のポイントを下記します。
ヒートポンプユニットの周りに物を置かないでください
空気の流れを妨げると、効率が悪くなりますので、障害物などは取り除いてください。ヒートポンプユニットのアルミフィンにさわらない。
リモコンの時刻を確認(時刻表示がある場合)
時刻がずれていると、昼間の電力を使うため、電気料金が割高になる場合があります。ときどきリモコンの時刻を確認して時刻合わせをしてください。
ふろ循環口のフィルター掃除とふろ配管の洗浄をしましょう
ふろ循環口のフィルター掃除と配管洗浄を定期的に行なってください。追いだきの効率も上がり、省エネにつながります。
半年に1回以上は貯湯タンクの水抜きをしましょう
半年に1回以上は、排水バルブを数分開いて、貯湯タンクの下部の水抜きをしてください。タンク内を清潔に保つことができます。排水時はお湯に手を触れない。
逃し弁の動作確認
逃し弁が故障すると、タンクが変形したり、漏水することがあります。逃し弁が故障していないか、年に2~3回程度動作確認を実施します。
漏電遮断器の動作確認
漏電遮断器が故障すると、万が一漏電したとき感電することがありますので、漏電遮断器
が故障していないか、年に2~3回程度動作確認を実施します。
点検について
一般社団法人リビングアメニティ協会では、「自分で点検!ハンドブック」を作成しています。住宅の設備や建材の事故につながる不具合や異常の有無を、居住者の方がご自分で、手間をかけずにチェックするためのハンドブックです。
電気給湯機についてもハンドブック12頁、13頁にチェック項目を記載していますので点検をお願いします。
電気給湯機(家庭用ヒートポンプ給湯機・電気温水器)の賢い使い方
電気給湯機にはさまざまな運転モードや機能がございます。
ライフスタイルに合わせてご使用ください。
出荷時の設定がお勧め
家庭用ヒートポンプ給湯機は、各メーカーがお勧めする最も効率の良い設定で出荷しています。そのままの設定でご使用になるのが一番効率的です。お湯が足りなくなりそうな時には、リモコンの『沸き足し(※)』を押して必要な湯量を確保してください。
旅行などで長期不在になる時には、リモコンの『休止(※)』で沸き上げの休止設定をしてください。※メーカー・ 機種により呼称が異なる場合があります。また、一部機能のない機種があります。
詳しくは取扱説明書をご参照ください。
家庭でできるお得な使い方
ご家族での入浴間隔を短く | シャワーを流しっぱなしにしない |
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お風呂は前日の残り湯を沸かすより、新たにお湯はりをしたほうが省エネ※ |
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お風呂にフタをする | 非常時の取水方法 |
タンクの水(湯)を生活用水として利用できます。 | |
リモコンの時刻を確認する | |
※時刻がずれていると、昼間の電力を使うため、電気料金が割高になる場合があります。 |