(注)メーカーにより適用できる機能は異なります。

火災時管制運転

万一の火災発生時、火災時管制スイッチがONになると、すべての登録はキャンセルされ、同時に案内表示灯が点灯。設定された避難階に直行し、戸が開きます。

  

自家発時管制運転

停電時、建物の自家発電機により、自動的に避難階まで走行させます。その後は、自家発電機の容量に見合った台数のみ、エレベーターを通常運転させます。

ドアセンサー

乗り降りの最中に戸が閉まり始めても出入口を横切る光線に触れると、戸が再び開きます。なお、ドアセンサーには、２光軸の光電管式と多光軸のマルチビーム式があります。

マルチビーム式

基準階帰着制御

玄関、ロビー階など利用者の多い階にエレベーターを待機させることにより、高い利用効率を実現します。

かご内防犯用カメラ

かご内に防犯用カメラを設置し、管理人室等で監視することができます。また、防犯用カメラの設置により犯罪抑制への効果が期待できます。

車いす兼用仕様

車いす使用の方が利用しやすいように専用のりばボタン、かご内専用操作盤、かご背面鏡、手すり、及びドアセンサーなどの仕様、機能を設けています。

のりば	かご室

視覚障がい者兼用仕様

のりばボタンや、かご操作盤のボタン等に点字標示をし、オートアナウンスにより到着階、戸の開閉を利用者にお知らせします。

2方向出入口

かごの前後方向にそれぞれ出入口を設け、車いすで利用された場合、乗った方向のまま降りることができるなど、設計の自由度がさらに広がります。
※本仕様は6人乗りには採用できません。

戸開き延長ボタン

戸開き延長ボタンを押すことにより、戸が一定時間開放状態となり、引越などの荷物の出し入れに便利です。

かご室保護マット、床マット

荷物の搬入時でも壁面や床面をキズや汚れから守ります。保護マットは、マグネット式になっていますから、取り付け、取り外しを簡単に行うことができます。

故障時最寄階自動着床運転

なんらかの故障で、かごが階と階の間で停止してしまった場合でも、故障の程度をエレベーターが自動的に判別し、かごを最寄階まで走行させます。
（ただし、法令で定められた安全回路や保護回路が動作した場合には作動しません。）