保守・メンテナンスについて
機械式のメンテナンス
機械式宅配ボックスは、定期的に内容物や錠前を点検する必要があります。空箱で施錠されている場合や長期滞留物・不適当と思われる物が入っている場合は、内容物の別途保留、場合により開梱・廃棄などの処置も必要です。
電池を使用する捺印装置やテンキー式の錠前では、半年に一度、電池交換をする必要があります。
電気式のメンテナンス
電気式宅配ボックスの保守メンテナンスの内容については、選択した機器によって異なります。
おおまかには
- フルメンテナンス契約(レンタル契約など)
- オンライン管理型 管理委託タイプ
- 自主管理型 オートフォン取り付けタイプ(オフライン管理)
- 自主管理型 フリーダイヤルサービスタイプ(オフライン管理)
などに分かれます。
点検及び修理交換が必要な部品としましては、
- 操作画面(LCD・タッチパネル)
- 操作用キーボード
- カードリーダー
- プリンター
- スタンパー(捺印機)
- マイク(通話用)
- スピーカー
- 荷物センサー
- 電気錠
- 制御ユニット(CPU)
などがあげられます。
つぎに、
保守メンテナンス項目としては、
- 操作案内・機器故障などのお問い合わせ窓口開設
- 現地保守対応
- クリーニング発送・DPE現像・荷物発送などの集荷業者管理
- 保険適用(荷物損害賠償保険・動産保険など)
- 消耗品補充・交換・提供
- 定期点検・簡易清掃
などとなります。
オンライン管理型宅配ボックスの場合、管理すべてを委託する事となります。
- 操作案内・機器故障などのお問い合わせ窓口開設
- 現地保守対応
- クリーニング発送・DPE現像・荷物発送などの集荷業者管理
- 保険適用(荷物損害賠償保険・動産保険など)
- 消耗品補充・交換・提供
- 定期点検・簡易清掃
- 特定扉開放などの通信遠隔操作
- 稼働確認・通信遠隔機器点検
- 荷物データバックアップ
- サービス依頼情報収集・出入り業者への情報配信
- 居住者・業者登録と抹消。カード登録と抹消など
- 滞留物通知サービス(メール・FAX・電話・葉書など)
- 滞留物現地対応サービス(返送・転送・一時代行保管・破棄など)
- クレジットカード情報照会・承認
- クレジットカード決済売上
などとなります。
また、保守・管理委託契約のない宅配ボックスについては、管理組合様・オーナー様・管理会社様など建物管理者が一時対応窓口となります。故障の度合いや修理の必要性に応じて対応メーカーにスポット修理や点検を依頼するかたちになります。