結露防止性
結露とは
空気中には水蒸気の状態で水分が含まれており、これを湿気といいます。
空気中に含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)は温度によってかわり、暖かい空気は水蒸気を多く含むことができますが、冷えた空気は少ししか含めません。
湿気を含んだ空気が、冷たい物に触れると過飽和状態になり、水分となって冷たい物の表面に現れる現象を結露といいます。
結露には、窓ガラスや壁の表面の低温部に発生する「表面結露」と、壁内部で結露する「壁体内結露」があり、結露が発生すると、カビの発生により室内仕上げを汚染して美観をそこねたり、人体や構造体に悪い影響を与えたりします。
結露防止性とは
結露の発生をどの程度防げるかをいいますが、室内の表面温度を上げるか、湿度を下げるかによって結露の発生を防ぐことが出来ます。