冬季における入浴事故防止
人口動態統計を分析したところ、家庭の浴槽での溺死者数は12年間で約8割増加し、平成28年に約5000人となっています。
そのうち高齢者(65歳以上)が約9割を占めており、高齢者は特に注意が必要です。溺死を含む入浴中の事故死は、冬季に多く発生している傾向がみられます。
過去には入浴中の急死者数は約19,000人と推計されたこともあります
<消費者庁HPより引用>
入浴中の事故を防止するために、特に以下の点について確認しておきましょう。
- 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
- 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
- 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
- 食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態の入浴は控えましょう。
- 精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
- 入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。
冬季における入浴事故防止に関するサイト
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冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!【消費者庁】
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_009/
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住宅における良好な温熱環境実現推進フォーラム【一般財団法人ベターリビング】
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知って予防!ヒートショック【一般社団法人 日本ガス石油機器工業会】
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STOP!ヒートショック【STOP !ヒートショックプロジェクト】
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ヒートショック対策【東京ガス(株)】
https://home.tokyo-gas.co.jp/living/bathroom/hotdry/heatshock.html
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浴室の寒暖の温度差は健康の大敵!【大阪ガス(株)】
http://home.osakagas.co.jp/search_buy/heatingdryer/feature/bathheating.html
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入浴事故「ヒートショック・のぼせ」の予防法【(株)ノーリツ】
http://www.noritz.co.jp/library/news/2017files/20171101_1hfz.pdf
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ヒートショックに関する当事者世代・その子世代の意識と実態【(株)ノーリツ】
https://www.noritz.co.jp/company/news/assets/20181120_1k2t_1.pdf
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THINK HEAT 〜大切な家族を守る 冬の室内温度対策〜 【(株)LIXIL】
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入浴に関する意識調査【リンナイ(株)】
https://www.rinnai.co.jp/releases/2018/1101/index_2.html