サッシ改装工法概要
建物の外部を構成している各種の材料・部材は雨、風、温度変化、湿度変化、地震など過酷で多彩な自然条件にさらされているため老朽化・経年劣化はさけることができません。
特に開口部の建具には可動部が有り、使い方によっては変形や磨耗も進み、性能や機能低下を伴い騒音、開閉不良、冷暖房負荷等、種々の問題が発生し、建物全体の維持管理に悪影響を及ぼす大きな要因となっています。
このような問題点を解決し、建物の寿命を延ばすと共に快適な居住性を確保する事を目的に開口部改修が行われます。
その工法は下記のような種類に分かれています。
- カバー工法(詳細を見る)
- 旧枠を基礎にして取り付ける。
- カバーⅡ工法(詳細を見る)
- 旧枠を基礎に取り付ける。立ち上がりが低く、開口が大きく取れる。
- ノンシール工法(詳細を見る)
- 旧枠を基礎にして取付け、ノンシールにて対処する。
※なお、かぶせ工法としては実線部で示しています。
※※点線部の「撤去工法」については、施工方法が新築建具取付け工事と内容が同じであるため詳細説明を割愛しています。