開け方としては開き形式（スウィング）があります。
ドアの表面が1枚の面材からなっているものはフラッシュ構造ともいいます。

伝統的な形式を引き継いだものです。最近では戸をフラッシュ構造とした洋風なデザインのものもあります。

わが国では昔から最も親しまれてきた開閉形式です。単にサッシと言う場合もあります。
（類似の種類として1枚の障子だけが動く片引き窓のようなものもあります）

開閉はせずに光を取込みたいところに使用します。

障子を支えるヒンジとアーム（スティ）で横方向に辷（すべ）りながら開く形式で、縦長のものが多く使われます。外側のガラスの掃除が部屋の中からもしやすくなります。

障子の下端を外側に押し出すと、障子の上端部がたて枠に沿って移動しながら開く窓です。

丁番などで障子を枠に取り付け、吊り元側の形材（框；かまち）を軸として開閉します。

障子が内側に倒れる窓です。外側に開閉スペースがないところなどで使用されます。
（障子が外側に倒れる窓は外倒し窓といいます）

障子をたて枠に沿って上げ下げする窓です。片方の障子が動くものと両方の障子が動くものとがあります。

開き形式のものですが、主に土間納まりの勝手口などに使用されます。２階のテラスへの出入り口に使用されるのもはテラスドアと呼ばれます。

採光のために屋根に取り付けられる窓です。