結露発生を抑えるために 【 住まい方編 】
空気中に含むことができる水蒸気の量は、その空気の温度によって決まります。同じ温度では、水蒸気の量が多くなるほど湿度が高まり結露は発生しやすくなります。結露を抑えるためには、室内に必要以上に水蒸気を発生させないことが大切です。結露を抑える住まい方の工夫の例をご紹介しましょう。
十分な換気をする |
水蒸気をゼロにするのは不可能です。そこで、室内で発生した余分な水蒸気は、換気扇を回したり窓を開けたりしてこまめに外に排出するようにしましょう。
- 炊事や食事中に出る水蒸気
- 就寝中にからだから発散される大量の水蒸気
- 鉢植えが出す水蒸気も無視できません
- 浴室や洗面所から出る水蒸気
水蒸気の発生そのものを減らす
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室内で発生する水蒸気に無関心だった生活から、発生を抑える生活へ。暮らし方や住まい方を少し工夫することも、結露防止には必要です。
- 洗濯物を室内になるべく干さない。
- お風呂のフタは開けっ放しにしない。
- 加湿器の使用は控えめに。
- 密閉型の暖房機* (FFストーブなど)や水蒸気が発生しない暖房機(エアコン、電気ストーブなど)を使う
* 密閉型暖房機とは、燃焼ガスを室内に放出させない暖房機のことです