キッチンの分類
セクショナルキッチン
天板付きの流し台、調理台、コンロ台等の独立した部品を並べて配置し、水栓は別途設置するもの。天板に継ぎ目ができます。また、調理用加熱機器や食器洗い乾燥機は据え置き型になるため、周囲の掃除に手間がかかります。
システムキッチン以前からあり、主に奥行き約56cm・標準高さ80cmのものが一般的です。
セクショナルキッチンの例
システムキッチン
複数のキャビネットを並べて配置し、シンクと水栓付きのワークトップ(天板)と連結することで一体化させたもの。
調理用加熱機器や食器洗い乾燥機はビルトイン(埋め込み型)になるため、全体がすっきりします。主に奥行き65cm・標準高さ85cmのものが多く、奥行き60cmで幅が小さめのものを「コンパクトキッチン」と呼ぶ場合があります。
システムキッチンの例
(画像はコンパクトキッチン)
※フロアユニットまたはベースキャビネットと呼ぶこともあります。
システムキッチンには、「部材型システムキッチン」(オーダーメイド)と「簡易施工型システムキッチン」(15cmピッチの部材から選んで組み合わせる)があります。本サイトでは一般的な後者を中心に説明します。
部材型システムキッチンの例
簡易施工型システムキッチンの例
ミニキッチン
主にワンルームや施設・オフィスの給湯室などで使われる、奥行き50cm・幅90~150cm・高さ約2mで全ての機能を盛り込んだ、最小クラスのキッチンです。