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住宅部品の基礎知識 アメニティCafe *2024年度版

取り扱いについて

安全にご使用いただくために

ここに掲載したお願い事項は、人身事故や財産上の損害を未然に防止するために、守っていただきたいことを示しています。

  1. ①閉じかけているドアを閉じる方向に強く押したり、引いたりしないでください。
  2. ②強制的なドアを閉じる操作は、クローザ本体内部の油が漏れたり、閉扉速度が調整不能となるなど、故障の原因になります。
  3. ③季節の温度変化により、クローザ内部に密封された油の粘性が変化し、ドアの閉じる速度が変化します。
    温度が高くなる夏場には速くなり、また、温度が低くなる冬場には遅くなります。
  4. ④ドアの閉じる速度が極端に変化する場合には、建物管理責任者、施工業者またはドアクローザメーカーにご連絡ください。
    ※ドアの閉じる速度が極端に速くなると事故につながるおそれがあります。
  5. ⑤窓などの開閉によって誘発される屋内の気圧変化や、ドアクローザの性能を超える突風などにより、ドアが開けにくくなったり、ドアが急激に閉まることがあります。
    けが防止のため、ドアと枠の間に絶対に手を置かないようお願いします。
    ドアと枠の間に 絶対に手を置かないで下さい
  6. ⑥クローザは分解、改造しないでください。
    クローザの中の部品や油が飛び出して、思わぬけがをしたり、衣服やドア、床などを汚したりするおそれがあります。

ドアクローザのお手入れと点検について

長く安全にお使いいただくためには日頃のお手入れと点検が必要です。

1.お手入れ

お手入れは乾いた布で拭いてください。
また、結露が生じた場合も、乾いた布で拭いてください。
アルコール、シンナー、ベンジン、洗剤などで拭くと塗装が剥がれたり色あせたりすることがあります。

2.点検

  1. ①ドアを繰り返し開閉することによって衝撃や振動が加わり、ドアクローザを取付けているネジがゆるみ、ドアが円滑に開閉しなくなることがあります。
    時々、ドアクローザを取付けているネジがゆるんでいないか点検してください。
    ゆるんでいた場合はネジを締め直してください。
    放置しておくと、ドアの閉鎖速度のコントロールが効かなくなったり、ドアクローザが落下して事故につながるおそれがあります。
  2. ②本体から油が漏れたり、部品が破損した場合は、至急建物管理責任者、施工業者またはドアクローザメーカーにご連絡ください。
    ※放置しておくと、ドアの閉鎖速度のコントロールが効かなくなり事故につながるおそれがあります。

尚、当協会では、「自分で点検!ハンドブック」を用意しています。 ご活用ください。

BL認定品について

BL認定ドアクローザはドアの閉まる速度、及び、その他付加機能の調整をしないでください。

BL認定ドアクローザは、ドアの急激な開閉を抑制し、思わぬけがを防止するためのものです。
管理責任を負える方による調整を前提に、特殊な工具以外ではドアの閉まる速度が調整できない構造としています。
ドアの閉鎖速度の調整が必要な場合は、建物管理責任者、施工業者またはドアクローザメーカーにご連絡ください。

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