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住宅部品の基礎知識 アメニティCafe *2024年度版

開き戸用ドアクローザ

開き戸用ドアクローザ

開き戸用ドアクローザとは、玄関のドア上部についており、ドアを油圧によりゆっくりと自動的にしめるためのものです。

ドアクローザとは

1.面付けタイプ

スタンダード型 パラレル型
ドアの開く側に取付けます。 ドアの開く反対側に取付けます。
スタンダード型 パラレル型

2.コンシールドタイプ

ドアの上部および上枠に埋め込んで取付けます。
ドア閉鎖時には金物は露出しないので、ドア周りの美観を損ないません。

コンシールドタイプ コンシールドタイプの動き

3.BL認定品

(一財)ベターリビングが認める品質・性能・アフターメンテナンス等に優れた住宅部品です。
BLマーク証紙がドアクローザの本体に貼付されているか、アームにBLマークの刻印があります。

部品の構成・名称

パラレル型

ドアクローザの部品名称

スタンダード型

スタンダード型

コンシールドタイプ

コンシールドタイプ

動作名称・機能

バックチェック機能とは

ドア開き方向に強風や外力が加わったとき、ドア開き角度70゜~85°で油圧が働き急激にドアが開くことを制御する機能です。
制御区間内は油圧が働き多少重くなりますが、ゆっくり開くことができます。

ディレードアクション機能とは

180°から75°~60°までゆっくり閉まり高齢者、身障者や荷物の搬入時の通行に配慮した機能です。それ以降は通常の速度で閉扉します。
作動区間内はドアを閉じる方向に、強く押したり引いたりしないで下さい。
故障の原因になります。

バックチェック機能

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