快適な住生活のために用いられる冷房や暖房の熱は、外気との間のある窓、壁、天井などを通して、対流、ふく射、伝導によって常に移動が行われています。その中でも窓からの熱の移動は、夏は約70%の割合で入り、冬は約50%の割合で流出すると言われ、窓を通しての移動が大きなウエイトを占めます。従って省エネルギー効果を高める上で、サッシの断熱性の向上は最も重要な要素となります。
出典:日本サッシ協会BASIS2016
1.窓・玄関ドア
寒冷地はもちろん、南のエリアでも断熱窓にする家が増えています。これは、夏の冷房負荷を軽減したり、結露が抑えられたり、遮音性が高まったりするため。デザインのバリエーションが多いことも人気の理由です。 |
断熱サッシ
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断熱玄関ドア
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2.ガラス
単板ガラスに比べ、2倍以上の断熱効果がある複層ガラス。さらに高い効果があるのが、高断熱(Low-E)複層ガラスと呼ばれるものです。これらは断熱効果を高め、暮らしの快適さを高める、住まいの名脇役と言えるでしょう。 |
複層ガラス
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高断熱複層ガラス
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3.断熱ブラインド
ハニカム構造内の空気層による断熱効果が高いハニカムスクリーンは、簡単に後から付けることが可能で、容易に窓の断熱性を高め、快適な空間を提供します。 |
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