2022年度から、未来を担う「こども」を応援する「ALIAこども応援プロジェクト」をスタートし、「こども食堂」への住宅部品等の無償提供をはじめました。
「こども食堂」は地域住民やNPO等で運営されており、「こどもが一人でも行ける無料または低額の食堂」で、民間発の自発的な活動として、多くはこどもを中心に地域の多世代が集う、地域の温かな居場所となっています。活動資金は寄付等で賄われている場合が多く、人手や食材の確保とスペースの環境整備に苦慮しています。
「こども食堂」の多くは、こどもへの食の提供にとどまらず、居場所づくりや学習支援、多世代交流など幅広い活動を行っており、SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」に調和する活動と評価されています。コロナ禍の下でも年間1,000箇所以上のペースで増えて9,100箇所余(2023年度)となり、今後も増加するものと見込まれます。
※詳しくは「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」のホームページをご覧ください。
支援の実績
■第3弾募集(2024年度春募集)
2024年6月より第3弾募集を行い、会員会社15社から、全国のこども食堂計66団体に支援を行いました。支援の一部をご紹介します。
■第2弾募集(2023年度秋募集)
2023年10月より第2弾募集を行い、20種類の商品・サービスを、全国のこども食堂計74団体に支援を行いました。支援の一部をご紹介します。
■第1弾募集(2023年度春募集)
2023年5月より第1弾募集を行い、18種類の商品・サービスを、全国のこども食堂計62団体に支援しました。支援の一部をご紹介します。
■先行モデルケース(2022年度実施)
「ALIAこども応援プロジェクト」の本格実施に先立ち、2022年度には先⾏モデルケースとして、5件の支援を⾏いました。
「むすびえ」さんから、感謝状をいただきました
「ALIAこども応援プロジェクト」第1弾支援(2023年度春募集)に対し、「認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」さんより、感謝状をいただきました。
今後もむすびえさんと協力し、未来を担うこどもたちのためにALIA会員企業の商品を提供することで、全国のこども食堂の環境整備に貢献していきます。
支援のしくみ
「こども食堂」の整備(新設・改修等)等を行うNPO等に対して、ALIA の会員企業の商品等を無償で提供します。
住宅部品(住宅設備・建材)や家電機器等のほか、出前講座の実施など、幅広く支援します。
「こども家庭庁」がこども支援策の一環で設置している「マッチングネットワーク推進協議会」※を活用し、全国各地に支援します。
- ALIAから同協議会に「提供商品等リスト」を提示
- 同協議会が支援先のNPO等の募集・受付・選定を実施
- 選定されたNPO等に会員企業から商品等を無償提供
草の根の支援を行うNPO等の団体のニーズと、CSR活動を行う企業等の支援リソースのマッチングを推進する一環として、こども家庭庁と全国的なネットワークを持つ団体により発足された組織です。
構成団体のうち、こども食堂への支援は、「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」が担っています。