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内装建材の警告表示に関するガイドライン

(一社)リビングアメニティ協会リビングルーム部会
2022年8月改訂
平成16(2004)年4月制定

 1995年7月に製造物責任法が施行に伴って、使用者(消費者)の製品使用上の安全確保を図るために、住宅部品関連業界では、それぞれ使用上の注意事項をまとめた警告表示に関するガイドラインを作成し、各メーカーはこれに基づいて製品の取扱説明書を作成するとともに、製品本体に貼付するラベルを作成する取組が進みました。製品単位の業界団体がない室内建具、間仕切り、クローゼット等の内装建材(インテリア建材)について、リビングアメニティ協会と日本サッシ協会が協力して、2004年4月に「内装建材の警告表示に関するガイドライン」(以下 本ガイドライン)を発行しました。
 社会全体の消費者保護意識の高まりに応じて、2007年5月に改正「消費生活用製品安全法」が施行され、2009年9月には消費者庁が発足して消費者行政の一元化が図られました。これを受けて、2012年6月に警告表示の分類や構成の改善した第2版への改訂を実施しました。
 リビングアメニティ協会は、住宅部品の使用者に対して、お手入れや点検の意義をご認識いただくこと、そしてより安全に、安心して快適にご使用いただくことを目的として、2012年に「住宅部品点検の日(10月10日)」を制定し、2018年には住宅部品点検スペシャルサイト「ジュウテン」を協会ホームページに開設しました。長期にわたって良質な住宅ストックを維持し、安全で快適な住生活をおくるためには、住宅部品をきちんと手入れ・点検し、必要に応じて交換、修理をするためには、使用者が住宅部品の危険を認識することが重要になります。このため、2022年8月に株式会社LIXILより提供いただいた使用者に起こり得る危険を分かりやすいイラストのサインにした「『目で見て分かる』ハザードピクトグラム」を本ガイドラインに掲載し、第3版として改訂しました。

>>内装建材の警告表示に関するガイドライン 第3版(PDF)

 この第3版が内装建材メーカー各社の取扱説明書をより分かりやすくすることに寄与し、業界が使用者の安全を高めていくことを強く願っております。